●Chart2 「滞空時間延長」

注意!この技はアーケード版および家庭用ネオジオ&ネオジオCD版の
      「マジカルドロップ2」でのみ使用できる技です。あしからず。

滞空時間」とは?
ある一つのドロップの組が消えたとします、そしてその下に別のドロップが存在した場合、
そのドロップは足場を失って天井へ上昇しますね。
そしてそのドロップが「足場のあるところまでいって着地するまでの宙に浮いている時間」のことを
「滞空時間」といいます。そして、この「滞空時間」の間にドロップを消しても、連鎖とみなされるわけです。
ドロップが消えている(というアクションを起こしている)間だけが「連鎖受付時間」ではないのです。
さらにこの「(連鎖受付)滞空時間」は、少し工夫をしてやることで伸ばすことができ、
一見、連鎖を繋げるのが困難に見える局面でも連鎖をに繋げることが可能になるのです。
ではそのやり方を説明しましょう。下の図を見て下さい。 

  
  →→(中略)→→   

まず赤のドロップを消します。そして赤のドロップが消えている間にその上に黄色のドロップを持ってきます。
赤のドロップが消えた後、黄色のドロップは当然上へ上がっていきますね。
そして黄色のドロップが着地する前に青のドロップを吸い上げて、すぐに吐き出します。
(吸い上げた青ドロップを吐く前に、黄色ドロップが着地してしまうと連鎖受付時間は終了してしまいます。)
同じようにして青→緑→緑と浮かせていって、最後に黄色のドロップを消せば連鎖となります。
早い話、「常に何らかのドロップが上昇している(というアクションを起こしている)状態」にしてしまうというのが、
この「滞空時間延長」の極意というわけです。

さらに、この「滞空時間延長」には重大な秘密が隠されています。それは、

「滞空時間条件の下において、過去に浮かせたドロップは着地したかのように見えても、
内部では着地判定が発生せずに実質浮いたままの状態になっている」
ということです。図Dで説明すると、
着地しているかのように見える黄色ドロップ、2つの青ドロップ、緑ドロップは実は
まだ浮いている状態にある(内部で着地判定が発生していない)、ということになるのです。
理解できましか?

ここで「ひたすらモード」での全消しの条件を思い出だして下さい。
2のひたすらでは
「天井に着地しているドロップが1つも無い状態となった時、全消しとなります。
(天井に着地・・・変な日本語だがこうとしか言い表せません・・・。)
つまり画面内にドロップが残っていても、残っているドロップ全てを「滞空時間延長」
を使って浮かせてしまえば全消しになるのです。
さらにこの状態を維持し続ければ立て続けに全消しボーナスが入り続ける
「連続全消し」の状態にすることも可能になります。
しかしアーケード及びネオジオ版のマジドロ2は全消しによるバグがあるので
「連続全消し技」はしないほうが賢明だと言えます。

滞空時間延長を利用した連続全消し技(最後はバグります)