●Chart3 「思考(連鎖の展開を考える)」

マジカルドロップにおける「思考」とは?
分かりやすく言ってしまえば、
「どういうふうに連鎖を進めていくか考える」ことです。
ハイスコアを狙う人は「ギリギリまでドロップが降りてきてから(降ろしてから)大連鎖」
というプレイをするのが常識です。
たとえばそれが家庭用の機種であればポーズをかけてじっくり考えてから連鎖をすることが可能ですが、
(たいていの機種はポーズをかけても画面内のドロップが消えないはず・・・。)
アーケード版ではそういうことはできません。
連鎖をしながら連鎖の進行を決めていかなければなりません。
「かんたん」レベルのように、最初から整った形で降りてきているならば、
深く考えることもなく、比較的楽に連鎖を進めていくことができます。
しかし「ストーリー」や「ひたすら」の後半のように全くバラバラに降りてくる上に
ドロップの降下が速い状況の時、この「思考力」が問われるわけです。
ダラダラと並べ換えている時間はありません。
1組のドロップが消えている間に、「次に一番安全に消せるのはどこか」とか、
「ここのドロップをここに移動しておけば次に消すときに楽になるな」とか考えなければなりません。
下の図を見てください。

7×12のフィールドがぎっしり詰まったこの状況からあなたは何連鎖できますか?

下3段の整った部分使って最低でも7連鎖出来ることはすぐに分かりますね。
問題はそれから先、バラバラになっている部分を使ってどこまで連鎖を伸ばせるか・・。
実はコレ、一見後半部分はバラバラに見えますが、
並べ換えをしなくても28連鎖できる配置になっているんです。
もちろん、イキナリこんなのを見せられて、
すぐに28連鎖できることに気付く人はそうはいないでしょう。
連鎖をしていくうちに
「次はここが消せて、その次は・・・・」というふうにして、連鎖を伸ばしていくのが普通です。
それでも実際に28連鎖まで伸ばすのはかなり難しいでしょう。
上の図は上に行くほど連鎖しにくい配置になっています。
どこまで連鎖が伸ばせるかによってその人の「思考力」が量れるわけです。
もちろん技量部分も絡んでくるのも確かです。
私の場合、技量部分も考慮に入れると13連鎖前後が精一杯、といったところでしょうか。
アーケード版の3のひたすらでカンストするような、まさに「超人」クラスの人であれば
あっさり28連鎖まで伸ばしてしまうでしょう。


これは聞いた話ですが、そういう「超人」レベルの人たちはLV80であろうが、90であろうが、
お構い無しにCボタン連打して、ギリギリまで降ろして、いとも簡単に30連鎖くらいまでつなげてしまうそうです。

それで、この「思考力」は鍛えられるのか?というと、
やり続けていればあるところまでは鍛えられる。と私は考えております。
先に述べたような「超人」クラスになるにはそれなりの素質が求められるのかも知れません。